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シンガポールを拠点とするベンチャー投資会社のGolden Gate Ventures社(以下、GGV)が、2018年8月10日にロイターを通じて発表を行い、仮想通貨やブロックチェーンのスタートアップ企業に対する投資を目的とした11億円の基金を創設したことを明らかにした。
新たな基金は「LuneX」の名称で、仮想通貨やブロックチェーンを基盤とした新進の企業に対して利用される。仮想通貨の交換業者や、セキュリティ会社、ブロックチェーン技術に根差した事業を行う会社などに対して投資が行われる。
さらに特筆すべきは、富裕層やファミリー・オフィスがLuneXに対して興味を示している点だ。2018年は、特にブロックチェーン技術に対する長期的な投資への関心が集まっている。BTCManagerの2018年6月の報道によれば、中国の南京市もブロックチェーン技術に対して1,633億円もの大規模投資を行っている。
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LuneXの11億円もの基金は、GGVと、かつてGGVで成長責任者を務め、LuneXを共同設立したケンリック・ドリコーニゲン氏のパートナーシップの賜物である。ドリコーニゲン氏は、ブロックチェーン技術は破壊的な将来性という点において、インターネットを上回る可能性があると考えている。最近の仮想通貨業界は過去数年と比較して、いくぶん安定してきているようだ。
「業界はパイオニアからアーリーアダプターに移行しており、投資を始めるには適した時期と言えるでしょう」
と同氏は述べている。
ブロックチェーン技術が世界中のあらゆる業界から好意的な評価を得ていることを考えれば、驚くことではない。たとえば銀行業、医療業界、不動産業、さらにはサプライチェーンマネジメントでも、ブロックチェーン技術はあらゆる場所に配置できる、非常に柔軟な技術なのだ。
The Business Timeによると、LuneXは今年中に閉鎖されることが見込まれており、GGVの東南アジアのスタートアップ企業に特化した110億円規模の「Fund 3」とは分離されるようだ。
GGVは初期段階にあるベンチャー企業に投資を行う投資会社で、東南アジアで事業を展開し、7カ国に25以上の投資を行っている。
LuneXの立ち上げの際、GGVは2018年上半期だけで9,937億円あまりを集めた同社のICOを根拠として、2018年は仮想通貨やブロックチェーンにとって良い年だとしている。
仮想通貨に対して寛容で、仮想通貨やブロックチェーンの分野の才能を著しく伸ばしているシンガポールは、ベンチャー投資会社が投資基金を創設する際には魅力的な国だ。2018年7月19日のBTCManagerの報道によれば、ソーシャル・ネットワーキング・サービスのLINE株式会社も仮想通貨の交換所を提供するためにBitbox取引所をシンガポールに設立している。
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