bitFlyerが導入した「サーキットブレーカー制度」とは?

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bitFlyer(ビットフライヤー)が「サーキットブレーカー制度」を導入

ビットフライヤー

日本大手ビットコイン取引所のbitFlyer(ビットフライヤー)は、6月12日月曜日に「サーキットブレイカー制度」を導入することを発表しました。

今回は「サーキットブレイカー制度とは何か」「導入した背景」について説明して行きます。

「サーキットブレイカー制度」とは?

サーキットブレイカー制度とは、「誤発注等による価格急変防止の観点から、取引の一時中断を行う制度」とbitFlyerから発表されています。

「誤発注」発生することで、急激に相場が急落する為、取引量が増加します。その結果、一時的に急激にサーバー負荷が高まり、システムがダウンしてしまうことを未然に防ぐのがこの制度です。

また、誤発注だけでなく、ビットコインやその他仮想通貨(オルトコイン)の急激な価値暴落の場合でも、サーキットブレイカー制度により取引が5分間停止されます。

価格の急変は基準価格は10分前の約定価格で「基準価格の上下20%」と設定されています。

下記が「サーキットブレイカー制度」の概要です。

発動条件 制限値幅の範囲外における価格での約定が見込まれる発注が行われた場合
適用サービス
  • Lightning 現物 (BTC/JPY)
  • Lightning 現物 (ETH/BTC)
  • Lightning FX
  • Lightning Futures
  • ビットコイン取引所
10 分前の約定価格 基準価格の上下 20%
中断時間 約 5 分間
再開方法 中断時間経過後、板寄せ方式により取引を再開

また、再開された時の価格は「板寄せ方式」より決定されます。「板寄せ」とは、売注文と買注文を規定の優先順位に従って順次対当させながら数量的に合致する価格を求め、当該価格を単一の約定価格として売買を成立させる方法です。

簡単に言うと「売り注文と買い注文のバランスを取った価格の決定方法」で、下記がその条件になります。

  1. 成行発注を全て約定
  2. 価格の低い指値注文を全て約定
  3. 価格の高い指値注文を全て約定

仮想通貨の場合、基準価格の上下 20%の急変は起こりやすいので、上記の制度を覚えてよくと良いでしょう。

「サーキットブレイカー制度」導入背景とは?

サーキットブレイカー制度導入の背景には、仮想通貨の急激な価格変動により、システム障害が発生し、一時的に取引所が停止したり、障害発生時の「ロールバック」という問題がありました。

「ロールバック」とは、一定期間取引を元に戻して再度取引を再開する方法で、最近では、国内大手取引所であるCoincheck(コインチェック)が起こした障害が有名です。下記がその内容です。

5月9日に発生した障害につきまして

2017年5月9日に発生した障害及びサービスの停止につきまして、ご報告致します。

日本時間2017年5月9日(火)午前11時25分、システムが算出している仮想通貨購入・売却価格が異常値となる事象が発生したためサービスを停止し、事象発生前の状態へ戻すこと(以下「ロールバック」といいます)と致しました。

本事象発生の原因

1:システムが算出している仮想通貨購入・売却価格に異常値が発生
2:異常値による約定を巻き込み、弊社が提示していた仮想通貨の価格が実勢レートと大幅かつ明確に乖離
3:取引所と販売所において安定したサービスの提供が困難と判断し、サービスを停止

5月9日に発生した障害につきまして(coincheck blogより)

今回のように「サーキットブレイカー制度」の導入により、上記のようなロールバックやサーバー負荷が高まることによるシステム障害が発生するリスクを抑えることができるようになる為、利用者も安心して取引を行えるようになります。特に、相場の急激な変化に対応できない初心者には喜ばし制度でしょう。

「サーキットブレイカー制度」の今後について

今後に関しては、bitflyerだけでなく他の国内取引所でも導入される可能性が高いでしょう。仮想通貨は、ボラティリティが高いことで投資家・投機家に人気でありますが、初心者にとっては危険な市場である可能性も否定はできません。今後も安心して利用者が仮想通貨のトレードを行って行くためには、必要な制度だと考えています。

 

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