


世界貿易機関がリップルの可能性を報告/『リップル社はグローバルコマースに変革をおこしうる』

シンガポールのEurekaPro取引所が法定通貨と仮想通貨の両替を東南アジアで拡大へ

Sarah Friend(@isthisanart)はブロックチェーン開発スタジオで働くソフトウェアエンジニアだ。
その仕事以外で、彼女はプライバシーと透明性を調査するゲームや相互作用する経験、また、技術の政治的、環境的意味を作り出している。
この記事はコインデスクの2017年レビューシリーズへの寄稿である。
2017年は多くのことが起こった。予期せぬ災害、今なお続く政治的混乱そして、今までのどの年よりも多くの仮想通貨長者を生み出した。
この一年を思い出すもう一つの方法は「奇妙なブロックチェーンが崩壊した年」と名付けることだ。
しかし、あなたが疑問に思う奇妙なブロックチェーンとは何だろうか。
その語源は「奇妙なフェイスブック」現象、インターネットミームページの収集、健全あるいは不健全な荒らしたちを引き起こし、家族や上司が使っているソーシャルネットワークは偽装された心のよりどころになって偽名を用いたプロフィールはすべてをより素晴らしいもののように見せた。
そしておそらくその定義において、なぜ奇妙なブロックチェーンが今2017年の終わりに語る価値があるのかと言うと、結局のところ奇妙なブロックチェーンへの違和感を感じているのだ。
ブロックチェーンのコミュニティはいつも内輪のジョークとミームでうまく機能している。
早期に仮想通貨に目を付けたものたちは専用のサインやシンボル、特有の表現法を共有している。
例えばトロールボックスで「爆上げ」と叫ぶことから仮想通貨を売らずに保有するという表現方法、最大発行総量のdogecoin(ドージコイン)の全貌といったことまでである。
しかし、この年ブロックチェーンは銀行、ビジネスに影響し、10,000ドルを動かし、その成功で今までにいないような一般大衆を受け入れたのだった。
仮想通貨黎明期には、取引のために一日中起きている(あるいは誰もが役に立つと思わないソフトウェアを数ヶ月もの間書き続ける)人が自ら橋を選び未開の地に渡ったのだった。いまではそんなことをする人はいない。
さて、順不同でわたしのお気に入りの今年のばかげたことを列挙する。
いろいろな使いみちのないトークンがあるが、そのなかでも元祖はUseless Ethereum Token(ユースレスイーサリアムトークン)である。
Useless Ethereum Token(ユースレスイーサリアムトークン)は「世界初の100%正直なイーサリアムICO」としてそれ自身に投資し、このトークンは310,445 ether上昇している。
これは基本的に大ヒットしたミームであり、HitBTC(ヒットビーティーシー)への上場と一時4ドル95セントで取引された時に最高潮を迎えた。だが、それはまた初期のよく知られていない前身でより強烈な変わり者であるponzIcoをzcash財団のJosh Cincinnattiによって新しく生まれ変わらせた。
それはダジャレであふれた仮想通貨の報告書を伴い、その名前はMoney StuffのMatt Levineによって言及された。
「我々の時代の偉大なアートプロジェクトは「詐欺」と「パフォーマンスアート」の間にある違いを完全に壊すことだ。その結果、いつか担保付き社債トレーダーは「待ってくれ、いや私のボーナスを上げるために債券価格について嘘をついていたんじゃない。晩期資本主義における債権取引の根底にある財団を問題視するために債券価格交渉についてのメタフィクション物語を語っていたのだよ。」」
ミームはアートとジョークの間のほとんど知覚できない場所に潜んでいる。
他とは違う変わり者の荒らしにMonero(モネロ)の主任開発者であるFluffypony(Riccardo Spagni)がいる。彼が行った2017年5月の「重大発表」のための誇大広告キャンペーンは価格を2倍上昇させた。
その動画がついに投稿された時、それは会社のプロパガンダのパロディーに満ちた素材フィルムであった。それは「代替可能物に楽しさを戻そう」というスローガンで最高潮を迎えた。
アートとして好意的に受け取られる一方で、侮辱だと受け入れる人もいる。
サイファーパンクデベロッパーがアーティストになった瞬間である。いままでで最高のパフォーマンスだ。#Monero https://t.co/JGcV9g5EJm
— YT (@coin_artist) May 24, 2017
このジャンルで、世界初の「釣り」(ウォール・ストリート・ジャーナルでbitcoin wizardの一面記事を得るための行動)を行ったBTCwizardとなんとかしてVitalik Buterinをおそらく合意のない個人的なトレーナーにするであろう明らかに誠実なトークンであるFitVitalikに特別賞を与える。
私が「国際的なアート」と呼ぶものが集うキャンプの方へ向かってみるとRob Myersによって執筆され、Lina Theodorouによってイラストが書かれたBad Shibeを見つけることができる。
近未来SF小説で上昇するDoge Moonを元にしている物語で、YSと名付けられた若い柴犬がトークン化した評価システムが世界を統治しているという基礎構造に疑問を抱きはじめる。2014年に執筆されたが2017年にもいまだに出版されている。そのミームはいまだに強烈でその物語は今までよりも重要性がある。
Bad Shibe はArtists Re:Thinking the Blockchainという推論にすぎないフィクション、インタビュー、イラストそして理論を集めたものの一部である。イギリスに母体を置くアートとテクノロジーの中心地であるFurtherfieldによって発行された。
その本は豊富なコレクションを含んでいる。現代芸術、ブロックチェーン開発者のヒポクラテスの誓いとブロックチェーンLARPにおける仮想通貨採掘といったすべてをまとめたコレクションである。FurtherfieldはまたDAOWOプログラムを運営している。そのプログラムはブロックチェーンでアートラボを再発明する種々のワークショップである。
研究後の悲惨なねじれによる見当違いの他のプロジェクトはMax Doveyの呼吸による採掘機であった。呼吸をすることにより仮想通貨を採掘することができる。
Breath (BRH)はアートパフォーマンスの一部であり、相互作用する展示である。肺機能を測定するための医療技術である肺活量測定法を用い呼吸数により調整された採掘速度でMonero(モネロ)を採掘することができる。Alejandro BallとInês Costaによって企画された展示会があるダンディーにおけるGenerator Projectsで最近展示された。Money Lab 2018でも1月にまた展示される予定である。
しかしもちろんフェイクニュース時代の他の側面はアートとしてのジョークとジョークとしてのアートとのぼやけた相乗作用を超えてフェイクニュースを追い出すために競い合う現実それ自身である。
どうやって真実と釣りを見分けることができるだろうか。今我々が知っていることは、それは不吉な現象であるが、その最も小さな兄弟は、偶然のミームになる釣りタイトルである。
さて、連続になるがこれを見てみよう
宗教からの堕落をなくすために、仏教徒が電子通貨を始める。
そして、これだ
ブロックチェーンのおかげでサンクスギビングの七面鳥が子供の頃どのようであったがわかる
食品会社が食品を追跡するためにブロックチェーンを導入しているので、主な七面鳥生産者は客が一匹一匹鳥についての情報をオンラインにて参照することを可能にしている。
そしてこれも忘れてはいけない
北朝鮮を再訪した。任務を支援してくれているPotCoin(ポットコイン)よ、ありがとう。帰ったらまた話し合おう。https://t.co/oCEsSvI90B
— Dennis Rodman (@dennisrodman) June 13, 2017
以上だ。
2017年。注目の話題の多いブロックチェーンの年である。
かつてバカにしていたものはいまではかっこいいものになった。許可されたシステムへの抗議の範囲はシステムが認めるであろうものよりもはるかに大きい。
参考: https://www.coindesk.com/2017-year-blockchain-got-weird/