【仮想通貨】リップル(XRP)とは
リップル(Ripple)とは、リップル社によって開発が行われた分散型台帳技術を利用した、世界で唯一の、法人向け国際送金ブロックチェーンネットワークで、通貨名称はリップル(XRP)と呼ばれています。
リップル(Ripple)を利用することで、ビットコインの致命的な問題であるスケーラビリティ・消費電力などの問題を解決し、ビットコインでは平均10分かかっていた決済・送金をリップルでは安い手数料で数秒で行うことで可能です!
※時間がなく全文の記事が読めないけどリップルを今すぐ買いたい!という方は、「GMOコイン」「ビットバンク(Bitbank)」で購入しましょう!
GMOコイン無料登録はこちら
今月のおすすめ取引所ランキング(絶対に複数取引所に登録しておきましょう!)
リップル(XRP)イベント・最新ニュース一覧
→リップル(Ripple/XPP)イベント一覧
リップルの特徴
リップル(Ripple)の特徴は以下のようなものがあります。
- 国際送金が圧倒的に早い
- スケーラビリティ
- 安定性
- 独自コンセンサス・アルゴリズムを採用
①国際送金が圧倒的に早い
ビットコイン、イーサリアムなどの場合、送金・決済にかかる時間は、ビットコインは最低10分、イーサリアムは2.5分です。しかし、リップルを利用すれば、送金など4秒で完了することができます。その上、送金手数料なども安く抑えることが可能です。
②スケーラビリティ
リップル(XRP)の1秒あたりのトランザクションは1500回です。その上、この処理を最大毎秒50,000回までスケールアップすることが可能です。これは、毎秒15回イーサリアム、毎秒3~6回のビットコインと比較しても圧倒的な数字になっています。
③運用の安定性
これはリップルの最大のメリットですが、リップルは他の仮想通貨とはことなり、リップル社が雇った世界トップクラスのエンジニアチームによって維持管理されています。その為システムは少しのエネルギー消費で動作し、創業以来、大きな問題もなく運用されています。
④独自コンセンサス・アルゴリズムを採用
リップルでは、二重支払い防止のためPOW (Proof-of-Work)ではなく、独自のに開発したコンセンサス・アルゴリズムを採用しています。そのため、ビットコインの問題となっていたスケーラビリティ・手数料・消費電力などの問題を解決しています。
また、ビットコインなどと比較して高速決済が可能であり、現在のところセキュリティホールは発見されていませんRipple は、ビットコインのようにドルや円といった法定通貨に取って代わる電子マネーを生み出すことを目的とせず、リップルネットワーク上で金融機関が発行する『イシュアンス』と呼ばれる電子的な手形を交換することで国際送金を実現します。
リップル(Ripple)の歴史
現在の Ripple の原型である Ripple Consensus Ledger(RCL)が誕生しました。
2004年にカナダのウェブ開発者である Ryan Fugger により考案された決済プロトコルであり、2011年にはビットコインを仕組みを応用したコンセンサス・レジャー(Consensus Ledger)が実装が開始。
その後、リップルプロジェクトの指揮権が Ryan Fugger から Ripple Inc.(リップル社)に譲渡され、リップルプロトコルとコンセンサス・レジャー(Consensus Ledger)を統合し、リップル・トランザクション・プロトコル(RTXP)として開発が継続されおり、ビットコイン・コミュニティのリーダーの一人であるステファン・トーマスにより改良が加えられ、現在の リップルの原型であるRipple Consensus Ledger(RCL)が誕生しました。
2015年には、リップル社CTOのステファン・トーマス等がブロックチェーンなどの異なる台帳同士を接続するためのプロトコルであるインターレジャー・プロトコル(ILP)を開発し、ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(W3C)によって標準化のための作業が行われています。このインターレジャー・プロトコルは、Ripple から派生した決済プロトコルで、2017年3月に Ripple Consensus Ledger に統合されました。
これに伴い、Ripple Consensus Ledger は XRP Ledger に改名されました。また、米国FRBが主導する Faster Payments Task Force では、Ripple は米国の次世代決済システムの有力な候補として取り上げられており、リップル社のライアン・ザゴーンは同委員会の運営委員を務めています。
リップル(XRP)が購入できるおすすめ国内取引所
現在、国内取引所でリップル(XRP)を取り扱いしている取引所は「GMOコイン」「ビットバンク(Bitbank)」「DMM bitcoin」「BitTrade」「QUOINEX」「Coincheck」など6社があります。
リップル(XRP)の取引(売買)手数料/スプレッド/セキュリティ「GMOコイン」「ビットバンク(Bitbank)」の2社がおすすめ!
リップル(XRP)取引所ランキング(絶対に複数取引所に登録しておきましょう!)
また、リップル(XRP)のレバレッジ取引(FX)をしたい方は、国内で唯一レバレッジ取引(最大5倍)が可能な「DMM bitcoin」に登録しましょう!
「最も安くリップル(XRP)を購入できるおすすめ取引所・手数料比較ランキング」
リップル(XRP)が購入できる海外取引所
2017年12月時点で、全世界で50の海外取引所でリップルが購入できるようになりました。現在最も多く取引されてる取引所は中国最大の取引所である「Binance(バイナンス)」です。以下はリップル公式サイトなどで掲載されてる主要な海外取引所になります。
リップル海外取引所主要一覧
海外取引所 | 取引(売買)手数料) | 特徴 |
---|
Binance | 0.1~0.05% | 2017年7月に開設された中国の仮想通貨取引所です。日本語対応も開始しており、取引量も世界1位、取扱通貨も100種類以上と急成長してる仮想通貨取引所です! |
Poloniex | 0.1% | poloniex(ポロニエックス)は、米国仮想通貨取引所。2014年1月に設立され、世界最大級の取引所である。 |
Bitstamp | 0.1%~0.25% | ビットスタンプ(Bitstamp)は、、2011年設立のイギリス・欧州最大手の取引所。 |
Kraken | 0.00% | 2011年にサンフランシスコで創業したKrakenは出来高と流動性で世界一のユーロ市場を始め、カナダドル、米ドル、イギリスポンド、日本円で取引が可能なビットコイン取引所 |
Bittrex | 0.25% | Bittrexは、世界最大取引所の1つ。アルトコイン取扱い銘柄数が多い。 |
HitBTC | 0.1% | HitBTCはイギリス取引所でICO直後の仮想通貨取り扱いも多く現在500種類あります。取引量も世界10位につけています。 |
Bitfinex | 0.00%~0.2% | Bitfinex(ビットフィネックス)は香港に拠点を持つドル建てビットコイン取引量世界一を誇る仮想通貨取引所。 |
HuobiPro | 0.2% | SBIと提携を結んだ中国・香港・シンガポールに事業を展開する取引所。日本上陸予定。 |
OKEX | -0.025%~0.075% | 中国北京に拠点をおく中国三大取引所の1つ。 |
Bitso | 0.25% | メキシコに事業を展開する取引所 |
Exmo | 0.2% | ウクライナで事業を展開する取引所 |
Cexio | 0.00%~0.25% | CEX.IOは、ロンドンの仮想通貨取引所ユーザー数は100万人以上 |
BTCMarkets | 0.22% | オーストラリアで事業を展開する取引所 |
Gateio | - | ベトナムで事業を展開する取引所 |
Abucoins | 0.00%~0.1% | ポーランドで事業を展開する取引所 |
XRP(リップル/エックスアールピー)とは
XRPはリップル・ネットワークのネイティブな通貨。XRPはドルやユーロとは違い、リップル内にのみ存在するデジタル通貨です。現在、1000億XRPがリップル・レジャー内にプログラムされており、リップル・プロトコルのルールでそれ以上は発行されることはありません。
リップル内の他の全ての通貨は残高として存在しており、これはゲートウェイ(法定通貨を仮想通貨であるリップルに交換するための取引所)の負債となります。
ゲートウェイの主な役割はIOUを発行することにあります。
なぜならXRPは負債ではなく資産であるため、ユーザーは第三者のカウンターパーティーリスクを負うことを承諾することなく、法定通貨(円・ドル)を送金する代わりにXRPで価値の交換を行うことが可能になります。
ゲートウェイ(取引所)

ゲートウェイは、法定通貨を仮想通貨であるリップルに交換するための取引所のことです。顧客から通貨の預金を引き受け、代わりにRippleネットワークの残高を発行するビジネスあり、銀行と同じような仕組みで動いています。
Rippleネットワーク上でXRP以外の通貨による残高を保有するにはゲートウェイに接続する必要があり、これを「トラストラインの確立」と呼びます。XRPには発行者が存在しないため、XRPの残高の場合はゲートウェイに接続する必要はありません。
IOU
IOUはゲートウェイが顧客から引き受けた預金に対して発行される借用証書です。語源は英語のI owe you(私はあなたに貸りがある)。
ゲートウェイからユーザーに発行されるIOUの残高は、基本的に顧客から引き受けた預金の残高に基づきます。
リップルのユーザー同士は、ゲートウェイから発行されたIOUで支払いを行うことが可能です。
この場合に必要なのは、IOUを保持するために支払いを行うユーザーが互いに共通のゲートウェイをトラストすることだけで、直接お互いを信頼する必要はありません。また、Gold Bullion Internationalが発行するXAUのように、IOUは通貨以外の資産の価値記録にも利用することができます。
スパム・不正からネットワークを保護する機能
Rippleネットワークはアカウントの共有帳簿を基本としているため、悪意のある攻撃者がネットワークを過負荷状態にしようと、「帳簿スパム」(つまり、偽のアカウント)や取引スパム(すなわち偽の取引)を大量に作成するかもしれません。これが原因で帳簿の管理が不能となり、迅速な合法的取引を決済するネットワークの能力が妨げられる可能性があります。
不正入力からネットワークを守るために、各アカウントは帳簿入力を作成するXRPの少額準備金を要求されます。
この準備金は、現在50 XRP(5,000円以上)の額になり。潜在的攻撃者がネットワークへ「スパム」攻撃を仕掛けるために不正な大量のアカウントを集めることを防止します。
各取引を処理する過程で、 0.00001 XRPが破棄されることになりますが、この取引手数料はユーザーにとっては少額ですが、スパム攻撃時の場合。ネットワークに高負荷がかかっている場合、この手数料は急上昇する仕組みをとっています。
この設計は、不正を迅速に破綻させ、円滑なネットワーク機能を維持することにあります。Rippleネットワークを攻撃すると、すぐに高い代償を払うことになりますが、正規ユーザーにとっては経済的で「無手数料」のまま利用できます。
ブリッジ通貨機能

XRPは、特定のタイミングで2通貨間の直接的な取引がない場合(例えば2つのマイナーな通貨ペアによる取引の際)に、ブリッジ通貨として機能します。ブリッジ通貨とは「通貨間の橋渡しとなる通貨」のことです。世界中に通貨数が100種類あれば、通貨ペアは4,950種類まで及び管理が大変になってしまいます。
リップル・ネットワーク内での両替において、XRPは他の通貨と自由に交換することができその市場価格はドル、ユーロ、円などの価格で変動します。
手数料も安くなる(ブリッジ通貨の場合)


また、他の通貨と異なるのは、XRPによる取引は銀行口座を必要とせずサービス手数料もかからないというメリットもあります。取引先のリスクもなく、運用コストが増えることもありません。
リップルの設計の焦点は、代替通貨としてのXRPに重点を置くことではなく、両替と分散型即時グロス決済です。
リップル社は、2015年4月にオートブリッジと呼ばれる新しい機能をリップルしたことで、マイナーな通貨ペアの取引を、より簡単に行うことが可能になり、このネットワークがFX(外国為替取引)に良い影響をもたらすことが期待されています
オートブリッジとは
オートブリッジは、流動性と生来のブリッジ通貨としてのXRPの利用促進を容易にするために、XRPを介して複数のオーダーブックの橋渡しを行います。
例えば 1JPY=1XRP と 0.01USD=1XRP の注文が同時に出された場合、オートブリッジは2つのオーダーブックを合成し、1JPY=0.01USD の取引を可能にします。
これによってリップルでは様々な通貨ペアの取引が可能になり、リップルは更にオファーオートブリッジという機能により、IOUを直接掛け合わせたオーダーブックとオートブリッジにより生成されたオーダーブックを合成して、一つのオーダーブックを生成する。
リップリング
リップリングは、複数のゲートウェイをトラストして同じ単位のIOU(例えばビットフライヤーとコインチェック)を保持している場合に、片方のIOUが他方のIOUに自動的に置き換わることを許可する機能機能です。リップリングをONにしたIOUは、同じ単位の他のIOUに自動的に交換される可能性があります。
エスクロー
エスクロ−とは、互いに信用できない2者間で取引が行われた時、取引の橋渡しを行う仲介人のことです。リップル・レジャーでは、一定の期間が経過した後、または暗号化条件が満たされた後にのみ実行できる保留支払い・エスクローをサポートしています。また、エスクローは時間内に終了しない場合、キャンセルできたり、正常に完了するまではXRPは破棄・使用することもできません。
Freeze機能(凍結機能)
リップル・レジャーでは、疑わしい活動を調査する際に 非XRP残高を凍結する機能を提供しています。フリーズに関連する3つの設定があります。
- Individual Freeze(個々の凍結)−1人のカウンターパーティをフリーズします。
- Global Freeze(全ての凍結)- すべてのカウンターパーティをフリーズします。
- No Freeze(フリーズしない) - 個々のカウンターパーティを凍結する能力を完全に放棄するとともに、グローバルなフリーズを終了する能力。
リップル(XRP)価格/チャート推移
【仮想通貨】リップルコイン/Ripple リアルタイム相場・価格チャート(XRP/JPY)
リップル(XRP)とビットコイン、イーサリアムなどの違い

リップルXRPは、組織的な使い方を持ち、銀行や決済プロバイダー、そして企業が直面するグローバル決済および流動資産の問題、つまり数兆ドルレベルの問題を解決するよう設計された唯一の仮想通貨です。
国際送金の問題を解決することに特化した暗号通貨です。
この問題を効率的に解決するには、スピードとコスト、そしてスケーラビリティが非常に重要です。これらの点を念頭においてトップクラスのデジタルアセットを並べたとき、明らかにXRPが最も優れています。
XRPはより大きなビジョンの一部
XRPは、Internet of Value(価値のインターネット)を実現する重要な存在です。Rippleのビジョンは、資金をデジタル情報と同じスピードで移動することです。
XRPのスピード、透明性、拡張性により、金融機関は資金を情報と同じように — リアルタイムで — 移動することができます。
「リップルコイン(XRP)とビットコイン、イーサリアムなどの違い」
リップル最新ニュース一覧へ