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世界経済フォーラム(WEF)はブロックチェーンに着目したデジタルアイデンティティ・プロジェクトを行うためにカナダ、ドイツの政府と協力している。
The Known Traveller Digital Identity initiativeはブロックチェーンのような技術や生物測定学を使って国際的な空の旅の安全性を高めることを目標にしている。先週、アクセンチュアとの共同開発によってできた試作品はダボスのWEFで公開された。
このコンセプトの裏側にあるアイデアは、中心的なデータベースの必要性を省くことで、旅行者へ個人情報に対する管理権を与えることである。むしろ、旅行者が「権限のある分散元帳」を頼るのだ。これは例えば旅行者の経歴やどこへ行ったかの情報の移動を認めるものである。
WEFは、元帳の利用は国際旅行のための予備検査と便利化を可能にすることができると述べている。同時に、これは将来、他の目的のために情報を公開できる可能性も示している。
WEFによると2013年までで、国際線の利用者は年間18億人にのぼると推定されている。この旅行者の拡大から、さらに効率的な手続きへの需要はあるのだろう。
WEFの幹部委員会の一員であるJohn Moavenzadeh(ジョン・モアベンザデ)氏は以下のように述べている
「旅行者が個人の生物測定学的、生物学的そして歴史的な旅行のデータに自分の裁量でアクセスできることで、リスクの見積もりや予備検査を事前に受ける権利を得ることができる。大事なことはアイデンティティを確認すること、生物測定学的な記録技術を使って安全や途絶えることない旅を供給することである。」
このプロジェクトを要約したレポートによると、個人情報がブロックチェーンに直接保存されるのかどうかはまだ決まっていないという。
参照元
https://www.coindesk.com/wef-trials-blockchain-bid-boost-air-travel-security/