「暗号通貨は現在とても人気があります。徐々に支払い手段としても利用されるようになるでしょう。当ホテルでは、ファンの皆様が暗号通貨と言う革新的な技術を利用してサービスの支払いを行っていただけるようにするべきだと判断しました。他のホテルは、来るべきサッカーイベントのために、当ホテルが前例を作ることを心待ちにしているに違いありません」
とは、Apartments Malinaホテルのマネージャであるアンナ・スボティーナ氏の言葉だ。
2018 FIFAワールドカップの試合が開催される都市はカリーニングラードの他、モスクワ、カザン、エカテリンブル、サンクトペテルブルク、ヴォルゴグラード、ソチ、ロストフ・ナ・ドヌ、サマーラ、ニジニ・ノヴゴロド、サランスクである。
Free-Kassa社の開発ダイレクターであるヴィタリー・ラヴロフ氏は、他の都市がこのような試みについて言及していないことから、この発表をとても興味深い体験だと称した。
「たくさんのホテルとこのような協力を行う必要はありませんでした。しかし、サービス業界はこのようなトレンドにとても敏感です」
とラヴロフ氏は述べている。
現在Free-Kassa社がPSCB(ペテルブルク・ソーシャル商業銀行)と協業しており、開発の気配があることから、サンクトペテルブルクでも同様のサービスを暗号通貨利用者に提供する可能性もある。
ロシア政府は新たなOn Digital Financial Assets(デジタル金融資産関連)提案で、暗号通貨やICO(Initial Coin Offering、仮想通貨技術を使った資金調達)に関する、様々な規制の草案をまとめた。
しかし、発案後間もなく、情報技術・通信省、経済発展省、法務省、ロシア連邦中央銀行が、提案された規制を暗号トレーダーや利用者に寛容なものに変更するよう要請している。
参照元
https://ethereumworldnews.com/bitcoin-payments-accepted-by-hotels-in-russia-during-worlds-biggest-sport-event/